基板風の名刺を作ったら名刺サイズの基板だった
基板で名刺を作ってくれる基板屋さんを見つけた
いろんな基板屋さんのサイトを見て回っていたら、プリント基板で名刺を作るサービスをやっている基板屋さんをみつけました。
検索してみると、同様のことをやって遊んでるかた、わりといらっしゃるようです。基板で年賀状を作っている方もいらっしゃいました。
やってみよう
適当にフットプリント並べてそれっぽっく配線してもいいけど、どうせなら動く回路がいいよね。ちょうど手元にあったPLDの開発ボードを再現してみようと思います。
こちら記事でも使った基板です。
macrochelys99.hatenablog.jp
回路図
開発ボードの回路図が公開されていたのでありがたく参考にさせていただきました。電源周りは簡略化。
アートワーク
単純な回路なので自動配線は使わず見た目を重視で手動配線します。
長くて他の信号線をまたいでいるクロックとか
渦電流の発生しそうな無駄に広いベタGNDとか
PLDの回りを電源ラインが囲っているので、戻り電流のGNDが狭くない?とか
まさかりホイホイ話題のネタもそこそこに。シルクはあったほうが「動くんだぞ」感出るよね。
名前とブログのURLはレジスト抜きで入れました。QRコードもあるよ!
ポチる
(送料別)
届いた
レジスト抜いたとこは金フラッシュでピカピカ
まんなかの大きくて邪魔なスルーホールは、裏面に描いたワニガメさんの目玉でした。
感想
有鉛ハンダーレベラーなら送料別で 10枚 $4.9 でしたが、ENIG(無電解ニッケル/置換金メッキ)なので $29.9 でした。でもお値段以上の仕上がりになったと思います。
金メッキの文字は、うまく光源の光を反射してくれればキレイだし読みやすいのですが、そうでないと暗くて読みにくいです。QRコードも光の条件によっては読めませんでした。
板厚は 0.8mm で作りましたが、曲げた時の硬さはクレジットカードよりは硬いかなーというぐらい。QFP実装して曲げたらハンダクラック入りそうです。
また作る機会があったらArduino互換の痛基板で名刺に挑戦してみたいのですが、絵心皆無なのでイラストどうしよう。
タイトルにも書いた通り、名刺を作ったはずが出来上がったのは名刺サイズの基板でした。回路は小規模なものが隅にちょこっと入っているぐらいが良さそうです。